Unknown

セラフィム　2億6661万3336の翼。　　鳥の王国からの招待。。

• Report rights infringement
• published: 16 Apr 2011
• views: 780

正直、あの時、 あの場所から逃げる事が、精一杯で、 アレについての解釈は、しない様にしていた。とも云えるかもしれない。。 然るべき時間が過ぎれば、又、訪れる機会。が来る。 それでも、その機会が来ないのであれば、 ソレは、アレとの、縁が無かった、切れた。と云う事かもしれない。。 そんな風にも、思っていた。。 正直、 あの日、目にしたモノは、この場所には無かった。 だが、 事後確認の派遣団としての公務的な立場から、 そのような発言は出来ず、あたりさわりの無い、発言をしてしまった衒い。も、あった。 床に落ちていた、 一枚の羽根の、光彩の一つをとっても、 ソレをいちげんで見る者にとっては、 それでもあまりある代物なのだが、 ソレの否ではなく、、、 自分の発言という発言の全て。を、凍りつかせた。 若い学者の中には、 したり顔で、 アレに対しての解釈を無造作に扱い過ぎる者も、少なくなく、 人間。としての限界が、 アレをあのような形での発芽状態。にしてしまい、 人災で滅ぶ部分と、 アレの、天命としての覚醒が、 あの時、一致したのだとも、思う。。 公的な議事録に、 アレを解釈する発言を記載するのが、 そもそも無理な話なのだ。 ただ、あの場所にいた、天使病患者の自分が、 まだ、生きていて、 消えたアレに対しての解像を求められているのが、 可笑しくもあり、惨めでもあった。。 残された世界で、得た称号よりも、 私は、アレと共に、この地を去りたかった。 翼。と、一緒に旅を続けたかった。。 資料としての羽根を強く、握りながら、そう思った。。 ありがとう。 大いなるキミ、よ。。