FXで賢く資産運用！

FXで賢く資産運用！

銀行預金の金利が当てにならない今の日本では、資産運用によって自己資産をより有効に活用しようとする動きが一般の人にも多く見られるようになりました。
資産運用の中でも、比較的初心者が始めやすいのがFXと言われています。

「FX」とは「Foreign Exchange」の略で、日本語に訳すと「外国為替証拠金取引」。
これは要するに異なる通貨の売買で差額利益を得ることで、日々それぞれの通貨の価値が値動きすることを利用して利益を出すのです。

もっと分かりやすく例えで考えて見ましょう。
相場は1ドルが100円の時に10万円で購入できるのは1000ドルですよね。
この1000ドルをしばらく手元に置いておきます。
その間に相場が動き、1ドルが110円になったとしたら、今手持ちの1000ドルは1000×110で、11万円分ということになりますね。
そこで持っている1000ドルで11万円を購入すれば、元手は10万円ですから、差し引き1万円得をしたことになります。
これがFXで儲けを出す仕組みです。

ところが利益を出す可能性があると同時に、同じだけリスクを負うことにもなります。
例えば先程の例をもう一度考えて見ましょう。
10万円で手に入れた1000ドルですが、しばらく様子を見ているうちに、相場が動いて1ドルが90円になってしまったとします。
すると手持ちの1000ドルは1000×90で、9万円ということになりますね。
元手は10万円ですから、もしこの時に1000ドルを売ってしまえば差し引き1万円損をしたことになってしまうのです。
ですからFXの基本は「通貨を安く買って、高く売る」、これによって利益を出さなければなりません。

また、「外国為替証拠金取引」という言葉からも分かる通り、FXでは自分の資金を証券会社に預け、それを担保に外国為替取引をする、という特徴があります。
そしてこの場合に、実際に預けた金額の数倍から数百倍の金額を動かして取引ができる「レバレッジ」というシステムを利用する事ができる為、自己資金がそれ程多くない初心者でも始めやすいと言われているのです。