NGC 7027は、はくちょう座の方角に約3000光年離れた位置にある非常に若く密度の高い惑星状星雲である。マルセイユ天文台の31インチ反射望遠鏡を用い、1878年にエドゥアール・ステファンが発見した。既知の最も小さな惑星状星雲の1つで、最も盛んに研究されてきた。NGC 7027は、光学波長で最も明るい惑星状星雲の1つであり、非常に小さく、典型的な惑星状星雲の大きさが1光年であるのに対し、わずか0.2×0.1光年の大きさである。……
『岩窟の聖母』は、盛期ルネサンスを代表するイタリア人芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵画。ほぼ同じ構図、構成で描かれた2点の作品があり、最初に描かれたといわれるヴァージョンはパリのルーヴル美術館が、後に描かれたといわれるヴァージョンはロンドンのナショナル・ギャラリーが、それぞれ所蔵している。両ヴァージョンともに高さが約 2 m という大きな作品であり、油彩で描かれている。もともとはどちらも板に描かれていた板絵だったが、ルーヴル・ヴァージョンは後にキャンバスへ移植された。……