外反母趾の原因って一体なんなの?
外反母趾になると何を履いても足が痛い・・・そんな事態になってしまいます。外反母趾は女性に多く、その原因は人によって違っています。
外反母趾の原因は、大きく分けて「性別・体質・遺伝・環境」の4つです。性別は圧倒的に女性が多いです。これは、履くものが悪いからというわけではなく、女性の方が足の骨格が柔らかく骨が変形しやすいというのが原因です。
体質は、男女ともに「骨格が柔らかい人」は外反母趾になりやすい傾向があります。ほかにも筋肉の付き方や血流の悪さなどが外反母趾につながっていきます。
次に考えられるのが遺伝です。外反母趾が遺伝するのではなく、外反母趾になりやすい体質や生活環境はそのまま子供に遺伝します。
そして最後に考えらえれるのが環境です。体質や遺伝に加え、この「環境」が整ってしまうことで外反母趾になりやすくなります。
「環境」というとハイヒールを毎日履いているから、という人もいますが、ハイヒールだけが原因ではありません。足に合わない靴を履いていると、外反母趾になる確率はぐっと上がってしまいます。その点では男性でも外反母趾になる可能性がありますから、良く歩く職業の人(営業マンなど)は自分に合った靴を選んで履きましょう。
外反母趾の治療方法について
外反母趾の治療には、様々な方法を用いて治療を行います。ひとくちに外反母趾と言っても、軽い症状の外反母趾からから重症の外反母趾までありますので、症状によって治療方法は変わってきます。
軽い症状の外反母趾の場合は、自宅で治療することも可能です。自宅で治療する場合は、外反母趾専用の装具をつけて治療するのが一般的でしょう。最近ではつけたまま靴を履ける装具もあり、外反母趾治療用の装具を使うともっともカンタンに自宅で治療できますね。
それ以外にも、運動による治療や靴による治療も自宅で行うことができます。ただし、運動も靴も正しい選び方や運動の仕方を学ぶ必要がありますから、最初は専門家に診てもらう必要があるかもしれません。
重症の外反母趾の場合は、自宅だけで治療するのはほぼ無理と言ってもよいでしょう。重度の外反母趾になると歩くだけでも痛みを感じる人もいます。そういう方は病院で診察を受け、必要であれば手術による治療を行う必要があります。手術が必要な方は重症の外反母趾です。手術になると時間もかかりますし治りも遅いですから、なるべく軽症のうちに改善させておくのが一番です。外反母趾が疑われる場合は早めに病院に出向き、改善するための装備などを購入して治していきましょう。
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