ビューティフルだ。
上田桃子は今年の日本女子プロゴルフツアーの賞金女王。
21歳での賞金女王は史上最年少。
プロツアー参戦2年目で賞金女王というのはマジすごいことだ。
近年の女子ゴルフは若手に有望選手が多くてすごいが、本当に世界レベルまで行きそうなのは宮里藍だけかなと思っていたが、これまたスゴイ選手が出てきたものだ。
宮里のスイングは、あまり派手さはなく、歳に似合わずどっしりとした安定感のあるスイングで、シュアなゴルフ。
宮里は、最強女王のアニカ・ソレンスタムをリスペクトしているといった話をどこかで聞いたような覚えがある。
ソレンスタムのショットは、軸がどっしりとした非常に安定感のある、大木を思わせる貫禄のあるスイング。
その最強女王のスイングを目指しているのなら、宮里のスイングが安定指向なのは解る話だ。
上田桃子のスイングは、しなやかで美しい。若さを感じさせる情熱的なショットだ。宮里にはない爆発力を感じる。スイングスピードは全然違うが、若いころのタイガーをなんとなく連想した。
モチベーション的にもすさまじいものがある。日本で賞金女王を獲ったと思ったら、それに甘んじず、来年はアメリカでLPGAツアーに参戦決定。どこまでも上を見ている選手だ。宮里と並んで必ず上まで行くだろう。
日本女子でメジャー初優勝するのは、宮里藍なのか、上田桃子なのか、先が楽しみなことだ☆