産業用メカトロニクス機器の不具合解析に従事する筆者の元には、電源を入れたままコネクタを抜き差しする“活線挿抜”が原因で故障した製品がよく持ち込まれる。たとえ機器の設計者が活線挿抜を仕様上「禁止」としていても、現場のユーザーはやむを得ない事情で活線挿抜をしてしまう。設計者もユーザーも、これが故障につながることを認識すべきだ。
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2013年1月号を発行しました。Cover Storyの「2013年 注目のパイオニア&テクノロジ」の他、Design Featureの「低振幅・低周波のセンサー出力を扱う、アナログ信号調節の最新テクニック」、Tear Downの「新iPad用プロセッサ『A6X』の詳細判明」、New Technologyの「どんな姿にも変形できる極小ロボット」など、幅広い話題を掲載しました。
液晶ディスプレイ(LCD)本体の駆動には、専用のインターフェース回路や周辺回路を必要とする。本稿ではマイコンの汎用出力を使用してLCDを簡単に駆動する方法を紹介する。
電力線通信とは、データを伝送する媒体として電力線を使用する通信技術のことである。設計中の機器に電力線通信の機能を搭載したいと思えば、すでに10社以上の半導体メーカーから電力線通信用のICを調達することができる。ただし、適切なICを選択するには、電力線通信の特性や信頼性などについて理解を深める必要がある。そこで、本稿では、電力線通信機能を利用する上で必要になる基礎知識についてまとめる。
高精度のオペアンプは、高い開ループ利得、低いオフセット電圧/電流、低い電圧/電流雑音、低いひずみを実現している。しかし、すべての仕様を高い精度に維持したままで、高い出力電流を供給するのは難しい。これを解決する方法の1つは、負荷を打ち消すことだ。
2009年6月にHDMI 1.4スペックが公開された。HDMI 1.4では、従来のHDMIに加えてHDMIイーサネットや3D映像対応など、新たな機能が追加されている。今回は、HDMI 1.4で追加された新機能についてご紹介する。
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2013年1月号を発行しました。Cover Storyの「2013年 注目のパイオニア&テクノロジ」の他、Design Featureの「低振幅・低周波のセンサー出力を扱う、アナログ信号調節の最新テクニック」、Tear Downの「新iPad用プロセッサ『A6X』の詳細判明」、New Technologyの「どんな姿にも変形できる極小ロボット」など、幅広い話題を掲載しました。
産業用メカトロニクス機器の不具合解析に従事する筆者の元には、電源を入れたままコネクタを抜き差しする“活線挿抜”が原因で故障した製品がよく持ち込まれる。たとえ機器の設計者が活線挿抜を仕様上「禁止」としていても、現場のユーザーはやむを得ない事情で活線挿抜をしてしまう。設計者もユーザーも、これが故障につながることを認識すべきだ。
SEPICレギュレータには、変換効率や磁性部品の点で欠点がある。そこで、SEPICレギュレータの代わりとして使える回路を提案する。
現実世界の物理量を検出するセンサーの多くは、検出結果を振幅が小さく周波数が低いアナログ信号として出力する。それを処理するには、直流(DC)付近で利得と精度がいずれも高いアナログ信号調節(シグナルコンディショニング)回路を後段に設ける必要がある。本稿では、センサー出力の処理に向けたアナログ信号調節技術の最新状況を解説する。
電子部品や回路の「不具合」に対処しつつ、落とし穴を解説
オペアンプICに個別トランジスタを“ちょい足し”して性能を高めたり機能を拡充する定番回路集
英文資料とどう付き合うか。決して英語が得意ではない筆者が、日々の業務を通して編み出した方法を伝授