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ドワンゴは12月6日、来年4月に千葉・幕張メッセで開催予定の「ニコニコ超会議2」のスポンサー企業を発表した。任天堂が特別協賛するほか、マイクロソフト、ヤフーなどが出展し、経済産業省が後援する。東京・六本木の「ニコファーレ」で行われた発表会には、任天堂の岩田聡社長が登場し、会場に集まったニコニコユーザーを驚かせた。
協賛企業はローソン、カラオケの達人、ゲームメーカーのシルバースタージャパンの3社。出展企業にはマイクロソフト、ヤフー、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン、ヤマハ、角川グループ、吉本興業、肉の万世など約20社・ブランドが名を連ねている。
12月6日に「ニコファーレ」で開かれた「ニコニコ超会議2」(来年4月27、28日に開催)に関する発表会でニワンゴの杉本誠司社長が発表した企画に、親会社・ドワンゴの川上量生社長がダメ出しして企画内容を変えさせるシーンがあり、集まったニコニコユーザーやメディア関係者がハラハラと見守った。
ダメ出しが入ったのは、「ニコニコ超会議2」で並ばずに優先的に入場できるチケット「優先チケット」の企画。杉本社長は、優先チケットを1日券(1500円)のみ、数量限定で販売すると発表したが、これに対して川上会長が、「2日券(2日とも入場できるチケット、2500円)を優遇しないと意味がない」と言い出し、2日券も優先入場券にするよう迫った。
突然の“鶴の一声”に、杉本社長はかなり動揺した様子。涙目になりつつ、奥に下がって急遽、調整を行ったようで、結局「1日限定の優先入場券は、予定通り販売する」「2日券にも優先入場できる権利を付ける」という結論に落ち着いた。
超会議の入場券は、発表会開催中からネット販売をスタート。ニコファーレでも1日限定の優先入場券のみ販売していたが2日券の販売はなく、来場したユーザーは、「2日券はないのか」と不満をもらしていた。
イラスト投稿サイト「PiXA」が12月7日、サービスを終了する。
2009年3月、「アキバ系SNS」をうたった「Filn」を運営するコンテンツイノベーションがオープン。芳文社「まんがタイムきらら」作品のイラストコンテストが多く開催されていたほか、pixivの「現代アート」騒動の際にはTINAMIとともにユーザーの移住先になっていた。
Filnは2010年11月に終了しており、PiXAの運営もソーシャルゲームを開発するソナーに移っていた。
PiXA運営チームはサイトで「約3年間本当にありがとうございました」と記し、公式Twitterアカウントは「いつか、PiXAの経験を活かして別のかたちで何かをしたいと思います。皆さま本当にありがとうございました!」とツイートしている。
Googleは12月5日、欧州の一部地域のGoogleマップを更新したことを発表した。その際、地図の精度を向上させるプロジェクト「Ground Truth」について説明した。
2008年から取り組んでいるこのプロジェクトでは、世界中の信頼できるソースから入手したデータ、高度なアルゴリズム、衛星写真などを統合している。
それに加え、マップ画面の右下にある「問題の報告」(日本はまだ未対応)を通して一般ユーザーからの修正報告も受け付けている。ユーザーからの報告は、場合によっては数分、通常は数時間のうちに確認・反映されるという。
Facebookが、「subscribe(フィードを購読)」ボタンの名称を「follow(フォローする)」ボタン変更するようだ。Inside FacebookがFacebookの広報からそう説明されたと伝えた。
「フィードを購読」ボタンは、友達申請せずに相手のフィードを読めるようにする機能。購読を許可しているユーザーのタイムラインに表示される(画像は現在のマーク・ザッカーバーグ氏のタイムライン)。
名称変更は機能を分かりやすくするためで、機能自体に変更はないという。followはTwitterが定着させた用語といえる。現在ではInstagramやQuoraもこの用語を使っている。
BookLiveは同社が運営する電子書店「BookLive!」の年間ランキングを発表した。書籍部門ではライトノベル「カンピオーネ!」(丈月城)が、マンガ部門では「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木飛呂彦)が1位となった。
今回、書籍部門TOP10には「織田信奈の野望」や「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」、「ミニスカ宇宙海賊」などのライトノベルが名を連ねた。1位の「カンピオーネ!」を含むこれらの作品は、2012年にテレビアニメ化されている。また「悪の教典」「のぼうの城」「ミレニアム」など映画化された作品がランクインしており、他メディアとの相乗効果によって売上を伸ばしている傾向が強く出ている。
マンガ部門でも「宇宙兄弟」「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」「新世紀エヴァンゲリオン」といった今年に入って映画化、アニメ化された作品の人気が目立っている。
Google+で、ユーザー同士が共通の話題で集まる「コミュニティ」機能が登場する。米国時間の6日中にGoogle+のストリーム上に「コミュニティ」タブが現れ、自由にコミュニティを作成したり参加したりできるようになる。
作成したコミュニティごとに公開/非公開を選べるほか、テーマに基づくカテゴリ分けも可能。コミュニティメンバーとハングアウト(ビデオ通話)をしたり、メンバー同士でイベントを開くこともできる。
6日に公開されたプロモーションムービーでは「Comic Book Club」「Baseballers」「Fashion Fodder」などのコミュニティの例が紹介されている。まるでmixiのコミュニティー機能のようだ。
Googleが、Android向け画像加工アプリ「Snapseed」をGoogle Playで無料公開した。Android 4.0以上で利用できる。
Goodleが今年買収したNik Softwareが提供していたiPad向け同名アプリのAndroid版。写真の補正や角度調整、切り抜きといった基本機能のほか、「ドラマ」「モノクロ」「ビンテージ フィルム」などのフィルター機能も搭載。このほか、顔だけを明るくしたり、空の色だけを深くしたり―といった部分的な写真加工にも対応している。
F1レーサーのフェルナンド・アロンソ選手が、セキュリティ企業カスペルスキーのプレスイベントに登場。自身のデジタルライフについて語った。
アロンソ選手は毎日ネットを利用し、TwitterなどのSNSのアカウントを自分で管理しているという。「手伝ってくれる人もいるのですが、それでも私はTwitterを自分で使っています。まめにツイートできないこともあるのですが、それも本当の自分です」(アロンソ選手)
セキュリティ対策については「最近の新しいテクノロジーやソーシャルメディアは本当に便利です。24時間365日インターネットにつながっているのは今や当然のことであり、それだけに安全に過ごせる、つまり保護される必要があります」とコメントしている。
任天堂の家庭用ゲーム機「Wii U」で、ニコニコ動画を視聴できるようになった。Wii U向けニンテンドーeショップから専用ソフト「ニコニコ」(無料)をダウンロードすれば、動画の視聴やコメント再生/投稿、マイリスト登録といった機能を利用できる。HD画質での高画質再生にも対応するほか、テレビ画面で動画を再生しながら専用コントローラー「Wii U GamePad」で動画検索やコメント投稿をすることも可能だ。
利用にはniconicoの会員登録(無料または月額525円)が必要。2013年3月には「ニコニコ生放送」公式生放送の視聴にも対応予定。
Googleは、東日本大震災で被災した岩手県、福島県内の34施設を撮影した画像をGoogleマップのストリートビューと「未来へのキオク」サイトで公開した。
岩手県の大船渡市、釜石市、陸前高田市と、福島県の浪江町の4市町村とのパートナーシップに基づき11月に撮影した。
陸前高田市役所の1階に土砂と押し流された軽自動車が残っていたり、東京電力・福島第1原子力発電所の事故を受けて避難指示区域になった浪江町立請戸小学校の体育館に、使われなかった卒業式の看板がそのまま残っている様子などが分かる。
12月5日の米国株式市場で、Appleの株価が6%以上マイナスとなる前日比37.05ドル安の538.79ドルへと急落した。1日の下落率としてはこの4年で最大。米IDCがタブレット市場で同社のシェアが低下するとの予想を公表し、成長への懸念が広がった。
IDCは、2012年のAppleのタブレット市場シェアは前年の56.3%から53.8%に低下すると予想。一方、Androidは前年の39.8%から42.7%に高まるとした。2016年にはAppleのシェアは49.7%と、50%を割り込むとの予測している。
「テレビをどう変えたらもっと面白くなるか」─NHKが来年2月に放送予定の特集番組に向けて、視聴者からの意見をWebサイトで募集している。意見を寄せたユーザーに番組出演を依頼する場合もあるという。
番組は2月1日放送予定の「あなたが選ぶテレビのミライ」(仮称)。テレビがつまらない、若者が見ないといった問題を踏まえ、どうしたら面白くなるのか、作り手と有識者、一般視聴者をスタジオに招いて議論するという。
サイトでは日ごろ使うメディアや、テレビを見る時間、テレビ番組への不満などをたずねている。1月20日に東京・渋谷のNHK放送センターで行われる収録に参加できるか答えるボタンもある。
一部に熱狂的なファンを持つことで知られる、有楽製菓のチョコ菓子「ブラックサンダー」。ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した体操の内村航平選手の「勝負食」としても話題になった。
このブラックサンダーのオリジナルパッケージをWeb上で作成できるのが「マイブラックサンダー」だ。PC版は10月から公開しており、12月4日からスマートフォンにも対応した。スマホで撮った写真やスタンプ、テキストなどを使ってパッケージを作成し、実際にオーダーできる。1セット20個入りで、価格は2100円だ。
花束を持って路面電車に乗ると運賃が無料になる——。現在、富山市では、市内の路面電車沿線の指定された生花店で、500円以上の花束などを購入すると無料乗車券がもらえる「とやま花トラムキャンペーン」を実施している。
対象路線は、富山地方鉄道、市内電車および富山ライトレール・ポートラムの全線。利用者は、降車時、運転手に購入した花束を見せ、無料乗車券を渡せばよい。実施期間は2013年3月31日まで。なお、現在、期間限定で花のデザインをあしらったラッピング路面電車も走行している。
ドイツのテクノバンド「Kraftwerk」が、歴代のアルバムを1夜1タイトルずつ再現するスペシャルライブ「Retrospective 1 2 3 4 5 6 7 8」。2012年4月にはニューヨーク近代美術館で行われたが、2013年1月のドイツに続き、イギリスでも開催されることが決まった。
今回のライブは「The Catalogue 1 2 3 4 5 6 7 8」と題され、2013年2月6日~14日(10日を除く)の8日間に渡ってロンドンのタービンホールで開かれる。
従来と同様、リリースされた時系列順にアルバムを再現する予定で、日程は下記の通りだ。
2013年
2月6日 Autobahn(1974)
2月7日 Radio-Activity(1975)
2月8日 Trans Europe Express(1977)
2月9日 The Man-Machine(1978)
2月11日 Computer World(1981)
2月12日 Techno Pop(旧Electric Cafe、1986)
2月13日 The Mix(1991)
2月14日 Tour de France(2003)