2008年3月
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- 「X'mas」の表記…(酒と桜)
- 社内ブログは新しい社…(社内ブログ)
- OnSheetは、E…(koya)
- OnSheetは、E…(oku)
- OnSheetは、E…(斎藤広一)
- Ajaxアプリはどこ…(mohno)
- Ajaxアプリはどこ…(平野洋一郎)
- Ajaxアプリはどこ…(mohno)
- 透明人間を実現する技…(akira)
- おかげさまで東証マザ…(あきら)
- 駅の壁と柱一面にオル…(けんじろう と コラ…)
- ”SaaS”ならぬ”…(抱き込め!ユーザー、…)
- サービス紹介「Cub…(猫にIT -ITニュ…)
- <祝>インフォテリア…(けんじろう と コラ…)
- iPhone用スプレ…(CloseBox a…)
- <祝>インフォテリア…(けんじろう と コラ…)
- パスモオートチャージ…(パスモオートチャージ…)
- PASMOに感じる価…(PASMOパスモ ス…)
- XMLDBエンジニア…(C'est …)
- おでんを圧力鍋でスピ…(レシピエクスプレス【…)
Pickup
オルタナブログ通信:YouTubeがJASRACの殿様体質に喝っ!? ――JRCと契約した深意(4/14)NEW!
桜が満開となった4月、値上げラッシュのさなかにガソリンが値下げした。政治の無策が生んだこの状況は、これからどうなっていくのか。その一方で著作権絡みの話題も尽きない。WindowsにインストールできないWindows版アプリ、動画AdSenseなど、ITにまつわる時事ネタを、オルタナブロガーが掘り下げていく。
オルタナブログ通信:ネット配信戦争勃発?! YouTubeのAPI公開と、NHKのネット戦略(4/4)
ニフティが「ブログの4割はスパム」という調査結果を発表。しかしIT社会は着実に、仮想化というキーワードと、リアルとの融合へ進んでいる。YouTubeはAPIを公開し、NHKはアーカイブスを利用してネット配信に意欲を見せる――ITにまつわる時事ネタなどを、オルタナブロガーは日々、独自目線で考察し、発信している。
オルタナブログ通信:混迷政局、春の陣! 迷走国会の行方を制するのは誰か?(3/28)
花粉症に苦しむ人が増える季節、国会は混迷していた。海外からはJAPAiNとやゆされ、ドル安に引きずられる形での円高が続く――ITに関する時事ネタなどを、オルタナブロガーたちは追いかけていく。
オルタナブログ通信:国民性の違いなのか? Amazonで個人情報モロ見えの恐怖(3/24)
Amazonの「ほしい物リスト」から名前とメールアドレスが丸見えになってしまうという事態が発覚。しかも、ページ検索にも残されているという現実が……。Web動画の新トレンド、mixi規約改訂続報、そして「ビル・ゲイツ」から「ねじれ国会」に至るまで、ITにまつわる時事ネタを、第一線で活躍するブロガーたちが独自の論点で発信していくのがオルタナティブ・ブログである。
オルタナブログ通信:誤解を生む規約――mixiの規約改定でユーザー激怒の裏には(3/17)
東芝がHD DVDからの撤退を決めた余波が消えないうちに、三菱電機がケータイ端末からの撤退を発表した。そしてmixiが4月から改定するという規約を巡って、ユーザーが反発し二転三転の様相を呈している。日本でガソリン税について議論が行われる中、アメリカはゲーム税が?――オルタナブロガーは、こうしたIT にまつわる時事ネタなどを独自の解釈から発信している。
オルタナブログ通信:次世代DVD戦争の終結が生んだ、ユーザーの置き去り問題?(3/10)
日本では、自衛隊のイージス艦が漁船を沈没させた。米国では、27年前の事件で日本で無罪になった三浦和義容疑者が逮捕された。そして東芝は、 HD DVDからの撤退を決めた。倒産にまで追い込まれてしまう出版不況に、新聞小説とケータイ小説の類似点を見出す――オルタナブロガーが、ITにまつわる時事ネタなどを独自視点で解き明かしていく。
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2008/02/10
Happy Birthday dear XML!!
今日、2008年2月10日で、XML (eXtensible Markup Language) 1.0が勧告(仕様決定)になって10年が経ちます。私は、10年前の今日(米国時間)を昨日のことのように鮮明に覚えています。というのも、XMLが勧告になるこの日を、今か今かと待ちわびていたからです。
なぜか?それは、XML技術によって、世の中が変わる。そして自分たちが変える一端を担うことができると考えていたからです。(「世の中」とはまあ大仰な言い方ですが、本当にそう思っていました(笑)・・・今もそうですが・・・)
当時、XMLはSGMLを簡易化しインターネットに適する構造化ドキュメント技術としての性格が強く、仕様のEditorの一人のTim Brayでさえ、XMLが汎用データフォーマットに使われることに懸念を示していたほどです。しかし私は、ソフトウェア、OS、ベンダーを超えた共通言語が必要だという結論にたどりついていましたから、XMLが、そのために使えるかという点で同僚の北原(現:インフォテリア副社長CTO)と研究した結果、「この仕様でいける」という結論に達し、週末毎にビジネスプランを考えはじめました。3ヶ月後の1998年6月1日、私と北原は同時に辞表を出しました。そして、一日も早く退職してXMLソフトの開発を始めたかったのですが、すぐに辞めることはできない職に就いていたため、3ヶ月の移行期間をもらうことでようやく会社のOKをもらい、1998年の9月1日に、日本で最初のXML専業ソフトウェアベンダーとして、インフォテリアを始動したのです。
つまり、この2月10日というのは、私たちインフォテリアが生まれる原点であると同時に、私の人生にとっても大きな転機となった「XMLの誕生日」なのです。当時、XMLも「yet another three-letter acronym」の一つとも言われ、普及に疑問を持った人も多かったのですが、私は「この技術はASCIIと同じように20年以上使われる技術です」と言って布教活動(笑)をしていました。
10年という月日を経て、XMLは典型的な新技術のハイプカーブの波を乗り越え様々なシーンで使われるようになりました。今日では、世界中のブログや記事がXML(RSS)で配信され、Microsoft Officeの標準フォーマットがXMLになるとなるなど、いまや世界のITがXMLなしでは成り立たなくなって来ています。一方で、まだまだXMLの使われていないソフトウェアや環境は多々存在しますから、これからもXMLはさらに普及して、世界の「つながり」を促進していくことでしょう。
今日、10歳の誕生日を祝うことができることは、自分のことにように嬉しく思います。また、同時に生みの親であるXML Working Groupの皆さん(下記)に改めて敬意を表します。
Jon Bosak, Sun (Chair);
James Clark (Technical Lead);
Tim Bray, Textuality and Netscape (XML Co-editor);
Jean Paoli, Microsoft (XML Co-editor);
C. M. Sperberg-McQueen, U. of Ill. (XML Co-editor);
Dan Connolly, W3C (W3C Liaison);
Paula Angerstein, Texcel;
Steve DeRose, INSO;
Dave Hollander, HP;
Eliot Kimber, ISOGEN;
Eve Maler, ArborText;
Tom Magliery, NCSA;
Murray Maloney, Muzmo and Grif;
Makoto Murata (村田 真), Fuji Xerox Information Systems;
Joel Nava, Adobe;
Conleth O'Connell, Vignette;
Peter Sharpe, SoftQuad;
John Tigue, DataChannel
XML、10歳おめでとう!そして、ありがとう!